基準値を超える農薬の検出で7月18日から自粛されていた鳥取県湯梨浜町の東郷池のシジミ漁が31日、再開された。同日朝、同町の漁協前で松谷勝年・東郷湖漁協組合長ら関係者約20人が集まって出漁式を行い、シジミ汁で乾杯して漁再開を祝った。
出漁式では宮脇正道町長が「45日ぶりの再開となりましたが、同じ問題が起きないよう一日も早い合理的な残留農薬の基準が設定されるよう国に働きかけていきたい」とあいさつ。組合員らは小型船で次々に1カ月半ぶりの漁に繰り出した。東郷池の南岸近くでは、鋤簾(じょれん)と呼ばれるシジミをかき取る漁具が水中で揺すられ、シジミ同士がこすれ合う「ザッザッ」という音が響いた。
この日、出漁した組合員は67人。資源保護のため、鋤簾の目は13ミリ以下がこぼれるようになっている。漁獲は1隻当たり1日15キロに規制されている。
この日水揚げされたシジミは、大阪、京都など関西市場に出荷される。9月2日には宮脇町長、松谷組合長らが大阪中央卸売市場などに出かけ、東郷産のシジミの安全性をPRすることにしている。
Posted by jun at 2008年09月01日 14:05 in 内水面行政関連