2008年08月13日

環境学習の拠点、草津に整備 淡海環境保全財団

 琵琶湖岸でヨシを栽培している淡海(おうみ)環境保全財団(大津市)は本年度、草津市下物町の栽培地に水質浄化設備や太陽光発電パネルを新設する。今春完成したビオトープと合わせ、一帯を環境学習拠点に整備する計画で、子どもや観光客らがヨシと親しめる「ヨシの郷(さと)」としてPRする。

 整備区域は県有地の約5000平方メートル。本年度は道路面の雨水を土砂でろ過し、在来魚の繁殖場所となるビオトープに給水する浄化槽と、排水ポンプなどの電力を自家発電するためソーラーパネルを取り付けた日よけ屋舎を設ける。事業費は4300万円。11月にも着工し、来年3月の完成を目指す。
 県によると、琵琶湖のヨシ群落は1953年に260ヘクタールあったが、湖岸開発などで97年には129ヘクタールと半減した。
 ヨシには水質浄化や在来魚の産卵場として生態系保全の役割があり、財団はヨシの学習や加工体験を通して、ヨシの需要拡大を図るとともに、群落の再生を狙う。
 将来的に集客が軌道に乗れば、さらにヨシをテーマにした展示・研修施設を建設する構想もあり、同財団は「ヨシに対する関心を高め、ヨシ製品の利用や栽培を促進したい」としている。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2008年08月13日 16:01 in 自然環境関連

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