◇参加親子30組募集
大崎市田尻大貫の水田地帯で今年もアメリカザリガニが多く発生している。同所で田園ビオトープ「メダカの郷」を主宰する高橋孝憲さん(60)は「田んぼを荒らすザリガニを食べて減らそう」と、仙台市のNPO法人などが来月10日に催す「一日自然学校」にザリガニ料理を提供する。
高橋さんによると、仕掛け網を一晩、用水路にセットすると100〜300匹のザリガニが取れる。農薬の弱毒化でここ数年、生命力の強いザリガニの回復が顕著という。あぜに穴を開けるなど田に害を及ぼす外来生物。高橋さんは知人の農家10軒ほどと昨夏、「ザリガニを食べて減らす会」を結成した。
これを知った仙台市太白区のNPO法人「地域・大学連携機構」が自然とともに生きる地域の力を五感でくみ取ろうと、ザリガニとの付き合いをメーンにすえた自然学校を企画。当日は30組の親子の参加を募集している。田尻の「たじり古代稲生産組合」が共催している。
ザリガニの食感はぷりぷりして、「食べる会」は「田んぼのロブスター」と名づけるほど。高橋さんらは、ゆでザリガニや天どんにして子供たちに自然が生んだ味を体験してもらう。さらに数回、食べる会を催す予定。連絡は同NPO法人(電話022・229・1621)。【小原博人】 7月30日朝刊