2008年07月15日

乗鞍の「お花畑」に迫る危機 セイヨウタンポポ除去

 【岐阜県】北アルプス・乗鞍岳在来の高山植物を守ろうと高山市の乗鞍美化の会が11日、同市丹生川町の乗鞍スカイライン終点の畳平駐車場(標高2,702メートル)付近で、近年、急増している外来種のセイヨウタンポポを除去する作業をした。

 公募ボランティア8人を含む計21人が参加し、3カ所に分かれて約4400株を抜いた。セイヨウタンポポはキク科の多年草。高地には少ないが平地では一般的で、繁殖力が強く、ミヤマタンポポなど在来の高山植物を駆逐してしまう。

 乗鞍では2003年のマイカー規制以前に観光客の車や靴などで運ばれた種子が、この数年で急速に広がったと見られ、同会は年に数回、根から取り除く作業を続けている。

 この日、高山植物の「お花畑」が見渡せる場所では平地と変わらないほど群生。作業にあたった環境省自然公園指導員の上平尚さん(67)は「お花畑のすぐそばまで迫っている」と危機感を募らせていた。(南拡大朗)

+Yahoo!ニュース-岐阜-中日新聞

Posted by jun at 2008年07月15日 12:41 in 外来生物問題

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