2008年06月04日

ハマヒルガオ激減 彦根の湖岸、浜欠に外来種拍車

 滋賀県彦根市新海町の琵琶湖岸に群生するハマヒルガオが、外来植物の侵入などで激減している。かつては5、6月に砂浜一面を覆う花を咲かせたが、今年は最盛期の1−2割ほどにとどまり、住民らは外来種の除去などに追われている。

 ハマヒルガオは、ヒルガオ科のつる性多年草。海岸などの砂地に生え、ピンクでラッパ状の花を咲かせる。新海町の湖岸には、延長150メートル、幅10メートルにわたり自生するが、近年は砂浜が波に削られる浜欠(はまかけ)で、自生範囲が縮小傾向にある。
 一方、2年ほど前から外来植物の侵入も目立ち始めた。特に、ヒルガオ科の外来植物アメリカネナシカズラによる被害は深刻で、太さ1ミリ前後の黄色いつるをハマヒルガオの茎に巻き付け、養分を吸い取って枯らせる事態が相次いでいる。
 近くの宇野道雄さん(73)ら地元有志3人は、外来植物の除去に取り組むが、繁殖力に追いつかないのが現状。宇野さんは「放置すればハマヒルガオは全滅する。協力者を募り、美しい砂浜の花園を取り戻したい」と話している。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2008年06月04日 12:06 in 外来生物問題, 自然環境関連

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