富田川漁協はこのほど、購入していた田辺市中辺路町高原の約9000平方メートルに広葉樹約2800本の植樹を終えた。
植えたのはサクラ、コナラ、モミジ、シイ、イチイガシなどの広葉樹。中辺路町森林組合や県内水面漁連などの協力を得ながら、2月から植樹していた。
近年、富田川の水量減少で、瀬切れを起こす年が多く、アユの遡上(そじょう)や流下に影響している。同漁協は、川の水源になる豊かな森をつくることでアユがすみやすい富田川にしようと、山林を買い取って広葉樹を植樹することを計画。2003年、それらの費用に充てる「魚の森基金」を設置した。
中辺路町高原の植樹地は昨年基金で購入した場所で、思いを込め「魚、恵みの森」と名付け、看板を付けている。苗木は基金や補助金で購入したり、寄付を受けたりした。