2008年02月07日

下流能力増案 条件付き容認 淀川水系整備計画 宇治市が意見書

 国土交通省の「淀川水系河川整備計画原案」について、京都府宇治市は6日、宇治川の流下能力を毎秒1500トンに増やす改修計画を、堤防補強などの条件付きで容認する意見書をまとめた、近く同省に提出する。同日の市議会建設水道委で報告した。

 河川整備計画は、淀川流域の今後20−30年間の整備内容を具体的に定める。原案は、150年に1度の洪水に対応するため、宇治川の流下能力を河床掘削などで1500トンに上げ、上流の琵琶湖と下流の淀川の浸水被害などを軽減する。
 意見書で市は、1500トン改修を「抜本的な治水対策に不可欠の事業」とした。しかし、琵琶湖の後期放流に対して強度不足が指摘されている宇治川堤防3・4キロメートル区間について、堤防の安全性を耐震面も含めて検証し、補強するよう求めた。また、天ケ瀬ダムのトンネル式放流路建設計画についてはダムへの影響を十分検証するよう求めた。
 原案についてはこれまで、堤防が決壊する危険性のほか、景観や生態系への悪影響を懸念する声が市民団体から出ている。

+Yahoo!ニュース-京都-京都新聞

Posted by jun at 2008年02月07日 08:30 in 内水面行政関連

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