2008年02月05日

清流の証しが戻ってきた 箒川のカジカ釣り解禁へ 栃木・塩原漁協 

 塩原漁業協同組合(那須塩原市塩原、坂内正明代表理事)は塩原温泉街を流れる箒川で長年、禁漁となっていたカジカ釣りを解禁する方針を固めた。25日の臨時総会で正式に決定する。箒川では、昭和50年代後半からカジカが姿を消し、禁漁となっていた。禁漁が解かれるのは20〜30年ぶりになるという。

 塩原の箒川はアユやヤマメとともにカジカの宝庫で、かつてはよく釣れていたが、昭和50年代後半から60年代にかけて極端に減少し、資源保護のため禁漁となっていた。しかしここ数年、カジカが大量に確認され、釣り針にカジカがかかるケースも増えてきた。

 計画では9月1〜19日にかけ、那須塩原市古町地区の箒川から上流約1・5キロ区間で解禁する。塩原漁協では、今年のカジカ釣りの状況や結果などを踏まえ、来年以降も継続するか、また解禁の期間や場所などもさらに検討したいという。

 坂内代表理事は「長年禁漁としていた成果もあるが、川がきれいになった証しでもある。ぜひ多くの釣り人たちに楽しんでほしい」と話している。

 カジカは海にいるカサゴの仲間。県内のほとんどの河川に分布する。川で生まれ海に下り再び川に戻る回遊性の小卵型と、ずっと川の中に生息する大卵型の2タイプに分かれており、塩原に生息するカジカは大卵型。福井県や長野県などでは、準絶滅危惧種に指定されている。

 県水産試験場によると、県内各地でカジカの増加が報告されているといい、要因として下水道整備などによる河川の水質改善などが挙げられている。

+Yahoo!ニュース-栃木-産経新聞

Posted by jun at 2008年02月05日 10:10 in 自然環境関連, 内水面行政関連

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