【滋賀県】滋賀銀行(大津市)の職員ら約350人が26日、草津市下物町の烏丸半島で、琵琶湖に固有種のニゴロブナ1500匹を放した。
滋賀銀行は、太陽光発電システムを設置する事業所や各家庭向けのローンなどを用意。これを利用して取り付けられた太陽光発電システムによって減った二酸化炭素(CO2)の排出量を試算している。この削減量をEU(欧州連合)の排出権取引価格(1トン当たり3792円)を基に金額換算し、相当額を財団法人「県水産振興協会」の「ニゴロブナ放流事業」に寄付している。
2006年度に事業所などの顧客が削減したCO2は計327トン。換算分の120万円(ニゴロブナ3万匹相当)を昨年6月に協会へ贈った。
放された1500匹は3万匹の一部。職員らはヨシ刈りをした後、バケツに数匹ずつに分けられたニゴロブナを持って湖岸に陣取り、静かに水の中に流し入れた。
栗東市出身の滋賀銀行膳所支店勤務の奥村武司さん(51)は「環境のために、少しは役に立てたかな。子どもたちにきれいな琵琶湖を残してあげたい」と話していた。
ニゴロブナは耳の骨の一部が染色されており、追跡調査できるように工夫されている。残る2万8500匹は2月までに県内各地の沖合で琵琶湖に放される。(中村禎一郎)
Posted by jun at 2008年01月28日 11:00 in 各種イベント, 自然環境関連