武雄市の市民団体「武雄温泉保養村の環境を考える会」(林一男代表)が18日、保養村内のため池「池の内湖」で、ブラックバスなど外来魚駆除に向け、産卵床を製作したり、釣り上げた魚の堆肥(たいひ)化装置を設置したりした。産卵床は来年3月ごろ、池の中に置く。
産卵床は外来魚の卵と親魚を駆除し、在来のコイやフナなどを守るのが目的。イネの育苗トレー(幅60センチ、奥行き40センチ)に砕石を敷いて産卵場所にし、ペットボトルなどを浮き代わりに水中に浮遊させる仕組み。水深を変えながら70個を3カ所に沈め、産卵後に引き揚げるという。
堆肥化装置は外来魚を堆肥にし、自然循環させるもので試験的に取り組むことにした。同会は「琵琶湖(滋賀)では釣り上げた外来魚を池の近くに放置し、環境悪化を招いている。処理方法の1つとして堆肥化を考えた」としている。
同会は、池の内湖を観光情報の発信や子どもの自然学習の場として活用しようと、地域住民と保養村の施設関係者、釣り愛好家らが昨年10月に発足させた。釣り大会開催や池に生息する魚の調査などもしている。 =2007/12/19付 西日本新聞朝刊=
Posted by jun at 2007年12月19日 11:06 in ブラックバス問題