琵琶湖の水質改善や環境保全に向けた技術研究発表会が13日、大津市のコラボしが21であり、川の水を引き込むことによる内湖の浄化実験や、水の流れを利用した外来魚駆除技術の開発など7件の研究成果が報告された。
財団法人琵琶湖・淀川水質保全機構などが2年ごとに開いている。滋賀県南部振興局の担当者は草津市にある平湖、柳平湖の水質改善実験について報告。水が滞留してアオコの発生が問題になっていたが、近くの川から導水した結果、水の入れ替えが進んでアオコを抑えることができたとした。
国土交通省琵琶湖河川事務所の外来魚駆除技術は、水の流れに対する在来魚と外来魚の好みの違いを利用。水路のせきを越えるように水を流すと、流れを好むフナはせきを乗り越えるのに対し、ブルーギルは下流にとどまることから、両者のすみ分けに活用できるとした。
園芸植物や貝殻を利用した水質浄化、ヨシ帯の復元実験、水環境データベースの構築などの発表もあり、訪れた人たちは熱心に聞き入っていた。