琵琶湖について学術的な見地から県に提言する琵琶湖総合保全学術委員会のメンバーや中央官庁の職員らが12日、滋賀県近江八幡市沖島町の休暇村近江八幡で生態系調査のため地引き網を行った。
委員16人をはじめ、環境、農林水産などの省庁や県職員など約60人が参加した。船上から琵琶湖の透明度や、伊崎半島(近江八幡市)のカワウ被害などを調査した後、沖島の漁師に教わって地引き網に挑戦した。
ネクタイ姿の参加者らが綱を引くと、浜に上がった魚がピチピチと跳ねた。かかった魚約6キロのうち、ブラックバスやブルーギルなど外来魚が5・5キロを占め、在来種はヒガイやオイカワなどわずかだった。その場でブラックバスを解剖し、胃の内容物も確認した。
同委員会の川那部浩哉委員長は「10月はホンモロコが捕れる時期だが、外来魚ばかりだった。今夏の猛暑の影響もあるかも」と話していた。
かかった魚は彦根市の県水産試験場で詳しく調べ、今後の議論に生かす。