田辺市谷野口の殿山ダム近くで、本来海岸や河口付近に生息するタカの仲間「ミサゴ」が確認された。全国的に個体数が減少しており、環境省や県のレッドデータブックで準絶滅危惧(きぐ)種に指定されている。地元住民も「珍しいタカだ」と驚いている。
県内では海岸や河川の下流域で、留鳥として生息して魚類を餌にしている。日本野鳥の会会員によると、ダム湖のブラックバスなどを食べていると考えられる。
ミサゴは羽を広げると1・5〜1・7メートルになる。頭が白く、眼部近くに黒い筋(過眼線)がある。飛行中下から見ると白っぽく見える。県内で繁殖していると考えられているが、巣はあまり見つかっていない。