日光市湯元で11日、外来植物オオハンゴンソウの除去作業があり、東京や埼玉からの参加を含めてボランティア約300人が、約2時間にわたり取り組んだ。
この日は、ラムサール条約登録湿地の湯ノ湖近くの湯元スキー場で作業。ゲレンデはかつて、在来種のヤナギランに覆われていたが、現在は10メートル四方のシカの食害防止ネットに囲まれて、保存される。その周囲のオオハンゴンソウも、次々と引き抜かれていった。
両親、姉と参加した日光市今市本町の今市第三小2年、野谷菜月ちゃん(7)は初参加。「根っこが固くて、とても難しかった」と話しながらも、オオハンゴンソウを一生懸命集めて、集積場所に運んでいた。
一昨年、「外来生物法」が施行、オオハンゴンソウは昨年2月、特定外来生物に指定された。奥日光では76年から、国や県、市の機関が実行委員会を組織し、除去してきた。戦場ケ原周辺では見られなくなったが、中禅寺湖や湯ノ湖周辺などでは拡大している。【浅見茂晴】 8月12日朝刊