【愛知県】人に危害を与える恐れがあるとして特定外来生物に指定されているカミツキガメ2匹が春日井市で相次いで捕獲された。外来種のカミツキガメは日本固有の生態系に大きな影響を与える可能性もあり、市が「飼い主は最後まで責任を持って」と呼び掛けている。
1匹目(体長は40センチ)は6月29日、同市牛山町の田んぼ脇で近くに住む子どもが発見し捕まえた。2匹目(体長約30センチ)は今月8日、鷹来中学校北側の道路を歩いているところを男性が目撃し、通報を受けた春日井署員が捕獲した。2匹とも市が引き取り、処分した。けが人は出なかった。
カミツキガメは、北米南部から南米北部にかけて生息しており、日本にはペットとして持ち込まれた。一般的に気性が荒く、かむ力が非常に強い。2005年6月に施行された外来種被害防止法で輸入や譲渡、飼育、遺棄が禁止されており、既に飼っている人でも環境省への届け出が必要。違反した場合、個人で3年以下の懲役か300万円以下の罰金が科せられる。
市の担当者は、法の施行時に当時飼われていたカミツキガメが捨てられている可能性もあると指摘。「万一、目撃した場合は注意を」と呼び掛けるとともに「今も飼っている人は絶対に放さないで」と話している。 (岡本太)
Posted by jun at 2007年07月11日 09:57 in 自然環境関連