2007年07月08日

琵琶湖の外来魚食べつくせ! 滋賀県庁食堂でブラックバス料理

 琵琶湖の生態系に影響を及ぼす外来魚を食べて減らそうと、滋賀県庁の食堂で、ブラックバスを使ったメニューが週替わりで提供されている。料理を考案した食堂の支配人、井上三郎さん(63)は「生臭さを消し、おいしく食べられるよう工夫を重ねた。ぜひ味わってみて」。8月3日までの期間限定メニューだが、「その後も第2弾として和風料理などを提供していきたい」という。

 「びわ湖のブラックバスを食べつくそう」。こう銘打って食堂で提供しているのは「レモンムニエル」。ブラックバスの生臭さを消すため、塩を多めにして香りのあるレモンを添えた。県水産課の男性職員(29)は「説明されなかったら、ブラックバスとは思わない。レモン味が効いてさわやか」と絶賛。今後はブラックバスをニンニクやしょうゆに漬けて揚げ、黒酢をたらした「竜田揚げ」などを予定している。
 琵琶湖の外来魚は、漁獲量の9割が魚粉として家畜の飼料として使われている。平成14年以降、年間400トン以上が駆除されているが、一向に減る気配はない。こうした状況に、井上さんは「どうせならおいしい料理にして、人が食べればいい」と考え、今年春から仕入れ先の協力を得てメニューの開発に乗り出した。最も気をつかったのは生臭さを消すこと。レモンなど香りのあるものを使い、丁寧にじっくりとした味付けに努めた。
 今回は洋風中心のメニューを提供するが、第2弾では和風メニューにも挑戦。照り焼きやかば焼き、丼ぶり、なれずし、ハンバーグなどの新メニューも考えている。
 仕入れ先の川魚問屋「うおい」(大津市)の女将、井上麗子さん(63)は「第2、第3弾も協力したい。せっかく県で捕れる魚なのでPRしたい」。井上さんは「家庭でも作ってもらえるようになれば」と話している。

+Yahoo!ニュース-社会-産経新聞

Posted by jun at 2007年07月08日 00:38 in ブラックバス問題

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