京都市右京、西京区の嵐山一ノ井堰上流の桂川で21日、大量繁殖して悪臭などの原因になっているオオカナダモの除去作業があり、嵐山保勝会など地元の各種団体のメンバーや嵯峨中の生徒らが川に入り、藻をすくい上げた。
同堰上流は約10年前から、春から夏にかけ外来種のオオカナダモが大量繁殖して悪臭を発し、水面を覆って景観を損なうなど問題化している。3年前に地元団体や国交省淀川河川事務所などが研究会を発足。2年前から除去に取り組んでいる。
昨年度には研究会を引き継いで「嵐山地区水草対策連絡会」を立ち上げた。今年は初めて、地元の川の環境を知ってほしいと嵯峨中に呼び掛け、3年生約260人が水草取りや周辺の清掃活動を行うことになった。
この日は、スエットスーツや救命胴衣を身に付けた同会メンバーや嵯峨中の生徒約120人が左岸から水に入った。同堰上流約500メートルで、くま手で水底にある藻を次々とすくってボートに乗せ、陸に上げた。今年は藻が前日までの増水で流れ、例年より少なかったという。3年の竹内亮祐君(14)は「たくさん藻があって驚いた」と話していた。