宮城県大崎市田尻蕪栗の「亀の子堤」に50年ぶりにハスの花を咲かせようと、地域の有志らでつくる「亀の子会」(星正義会長)が3月28日、レンコンを植えた。
会のメンバーら4人が、田尻大貫の「メダカの郷」(主宰・高橋孝憲さん)で育てられた古代ハスの一種「大賀ハス」のレンコン約18キロを堤に植栽した。
堤は広さ約6000平方メートル。普段はフナなどの釣りをする人が多い。会が旧迫川右岸土地改良区から委託され管理している。
堤には50年ほど前まで、ハスやヒシがたくさん自生していた。堤のある中沢目行政区の菅原鈴男区長(70)は「子どものころはプール代わりに泳いだものだった。水質も良く、アサザやハスの花がきれいだった」と振り返る。だが、家畜のし尿や生活排水が流入により水草は全滅してしまったという。
会は大崎市や美里町に約50人のメンバーがおり、日本古来の原風景を取り戻そうと沼や堤の外来魚駆除などの活動を行っている。レンコンの植栽もその一環で、星会長は「堤一面に咲く花を見るのが夢。念願がかなうといいね」と期待を込めていた。
レンコンを提供した高橋さんによると、ハスは7月下旬ごろ、ピンクや白の花を咲かせるという。
Posted by jun at 2007年04月03日 11:36 in 内水面行政関連