琵琶湖や瀬田川特産のセタシジミ復活を願う「セタシジミ祭」が23日、大津市沖の琵琶湖上であった。漁業関係者や市民が船から親貝を放流し、減少傾向が続く漁獲の回復を祈った。
湖南、瀬田町、勢多川の3漁協でつくる同祭実行委が、「シジミ」の語呂に合わせて毎年4月23日ごろに開いており、今年で22回目。
この日は市民や漁業関係者ら約170人が観光船に乗り込んで大津港を出発した。近江大橋北側の琵琶湖で、別の船に乗った漁師たちが長い竹ざおを使ってシジミをすくい取る様子を見学した。その後、セタシジミの繁殖を願いながら計100キロの親貝を放流した。
瀬田町漁協の吉田守組合長(61)は「放流したセタシジミが昔のようにすみやすくなるよう、琵琶湖の水をきれいに保ってほしい」と話していた。