2007年02月21日

世界遺産:富士山登録後の四湖周辺への影響を調査−−「研究会」が発足/山梨

 富士山の世界文化遺産暫定リスト登載を文化庁が決定したのを受け、富士五湖のうち四湖を持つ富士河口湖町内の9観光協会などが20日、世界遺産登録後の湖周辺への影響について研究する「富士山世界文化遺産登録研究会」(会長・中村徳行河口湖観光協会長)を発足させた。中村会長は「国立公園内で既に自然公園法の規制を受けているほかに、どのような上乗せ規制がかかるのか研究したい」と話した。

 同日は約30人が出席。各観光協会の代表者からは「釣り客を相手にボートなどを貸して生活している住民が多いのに、湖が使えなくなるなどの規制ができたら生活ができなくなる」など、湖の文化財資産としての追加に反対する声や、規制強化への不安の声が出た。
 富士五湖は当初、県が暫定リスト素案とともに文化庁に提出する文化財一覧に掲載されていた。しかし、規制強化を懸念した観光関係者や住民などが反発し、一覧から削除された経緯がある。
 その後、富士山を世界文化遺産の候補地として選定した文化審議会が、「文化財一覧以外の湖沼なども富士山の構成要素に入れることが必要」との見解を示し、湖が文化財の資産に指定された時のメリット、デメリットなどを調べようと同会を作ることになった。
 今後、富士五湖の残りの山中湖(山中湖村)の観光協会などに参加を呼びかける。【藤野基文】 2月21日朝刊

+Yahoo!ニュース-山梨-毎日新聞

Posted by jun at 2007年02月21日 15:28 in 内水面行政関連

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