【長野県】伊那谷で身近な自然の研究に取り組んでいる人たちが成果を報告する「伊那谷自然史発表会」(伊那谷自然友の会主催)が18日、飯田市美術博物館講堂で開かれた。
13個人・グループが登壇し、動植物、地質学などさまざまなテーマで発表したほか、ポスター掲示のみによる研究発表もあった。
飯田市の北城節雄さんは、昨年11月にアライグマの生息が同市内で初めて確認されたことを報告し、生態系や農作物への影響についての懸念を示した。
駒ケ根市の塩沢一郎さんは、千畳敷の「島田娘」や将棊(しょうぎ)頭山の「種まき爺婆」など伊那谷で見ることのできる雪形について、スライド映像を交えて紹介。雪形の記録が江戸時代にもみられることや、全国各地にある「駒ケ岳」という山が雪形を由来としていることなども説明した。
そのほか、バイカモやハナノキなど貴重な植物群や、ハクセキレイやカワウなど野鳥の生息状況などが報告され、来場者は熱心に聴き入っていた。 (中西康)
Posted by jun at 2007年02月19日 11:52 in 自然環境関連