2007年02月09日

「ごみ持ち帰って」 ウキ付きカモメ(和歌山)

 渡り鳥の越冬シーズンを迎えた紀南地方で、釣り糸が絡んだ水鳥がよくみられるようになった。特に警戒心が弱い幼鳥が「被害」に遭っており、みなべ町ではウキが羽に付いたカモメも見つかった。日本野鳥の会会員は「釣り人はごみを持ち帰って」とマナー向上を訴えている。

 会員らの野鳥観察で、口から重り付きの糸が出ている鳥、ルアーが体に絡んだ鳥を見掛けることが増えている。海岸や川沿いで過ごすカモメ、シギ、チドリ、カモ、ミズナギドリの仲間が被害に遭っている。幼鳥が多いという。
 羽に仕掛けが絡んだ場合、生え替わる時に外れることもあるが、足に絡んだ場合は血の巡りが悪くなって片足を失うこともある。
 みなべ町堺と田辺市芳養町の境界付近の沿岸では、昨年ふ化したセグロカモメ(カモメ科)にウキと糸が絡んでいる。飛び立ちにくいらしく、群れから離れて過ごす姿もみられる。
 釣り具店や釣り人らによる清掃活動も行われているが、ごみを捨てる人が後を絶たない。清掃活動をしている紀南釣商業連合会の田上正行相談役(70)=同市宝来町=は「今まで以上にマナー向上を強く呼び掛けたい」と話している。

+Yahoo!ニュース-和歌山-紀伊民報

Posted by jun at 2007年02月09日 20:13 in 自然環境関連

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