31日午後零時ごろ、滋賀県彦根市松原町の湖岸道路にかかる松原湖橋(全長42メートル)で、耐震補強工事中の橋脚の型枠の一部が外れ、生コンクリートが矢倉川河口に流出した。現場ではフェンス(汚濁防止幕)が敷設され、濁水を排出する作業が行われたが、すべてのコンクリートを取り出すには1週間程度かかる見込みという。
滋賀県湖東地域振興局によると、流出した生コンクリートは約10立方メートル(約23トン)。橋脚を補強するコンクリートを流す鉄性の底板の一部が何らかの原因で外れたとみて、詳しく調べている。
フェンスは河口約70メートルに二重に敷設され、濁水の排出作業はバキューム車で行った。同振興局は彦根市水道部、米原市水道課、彦根市漁連などに連絡、これまでのところ被害はないという。
耐震補強工事は2004年2月から今月26日の工期で行われている。