滋賀県は29日、彦根市馬場1丁目の彦根港にモーターボートなどを放置している所有者5人に撤去を命じた。昨年7月、港湾法で彦根港や大津港など4カ所が放置禁止区域に指定されて以来、県が撤去を命じるのは初めて。
撤去命令は、松原橋上流部にあるモーターボート4隻と船外機付きボート1隻を所有する彦根市や多賀町、名古屋市などの5人に対し行われた。2月12日までに撤去しない場合は、事前に警告したうえで県が撤去するという。県はまた、所有者が判明しない別のモーターボート3隻については2月28日までに強制撤去する。
県琵琶湖不法占用対策室によると、彦根港ではモーターボートなど約80隻の所有者に対して昨年12月から3度にわたって撤去を求めてきた。同室は「まだ約50隻が放置されているため、3月にも引き続き撤去命令を出す予定」としている。