琵琶湖の漁業などに深刻な影響を与えているカワウを現在の10分の1に当たる4000羽まで減らす駆除計画案で、滋賀県の検討協議会は30日の会議で、竹生島(長浜市)や伊崎半島(近江八幡市)に加え、八王寺池(甲賀市甲南町)など7カ所を駆除区域にする方針を固めた。
新たな駆除区域は八王寺池のほかに、大正池(日野町)、西川池(近江八幡市)、西の湖(同)、余呉湖(余呉町)、松の木内湖(高島市)、瀬田川(大津市)。八王寺池にはカワウの巣があり、そのほかの場所ではねぐらが確認されている。各市町で羽数の増減を監視し、増えたら銃器駆除する。
前回の会議で、「(竹生島など)特定地域だけの駆除では、周りにカワウが分散する」との指摘があった。
一方、計画案にアユの漁獲量回復を目標に盛り込んだ。漁獲量は910トン(2004年)から、カワウが増える直前の1994年並(1300トン)への回復を目指す。