FIELD REPORT
2005年03月25日
「Daisuke's JB Report」第1回
昨シーズン、私はJBエコワールドシリーズに参戦して、第2戦で5位、第5戦で2位に入賞し、年間総合7位でフィニッシュした。JBに参戦して今年で4シーズンめを迎え、ようやくJBのトップカテゴリーであるTOP50にエントリーされた。シングル優勝、年間優勝を目指して闘っていくつもりだ。
現在私は3月25-27日にかけて開催されるJB TOP50 2005第1戦の地、広島県土師ダムでプラクティスを終えたところだ。プリプラクティスで訪れた景色と湖がまったく変ってしまっていて、アジャストするのが大変なプラクティスだった。
数週間前に2日間プリプラクティスをやったときの印象は、まず「春っぽい雰囲気があるなぁ」と「バスの平均サイズが思ったよりいいな」だった。このイメージを持って公式プラクティスに入ったら、2mくらい増水していて、まったく別の湖のようになっていた。数週間前の陽気からして、スポーニングを意識したバスが本戦ではシャローを意識しているだろうと思っていたら、気温は下がる一方。今日（24日）プラクティスを終えたら雪が降りはじめ、温度計を見たらマイナス2℃を指していた……。水温は8℃と気温ほど低くはないが、明日からの本戦に多少不安を残したプラクティスとなった。
私はオールランド・プレイヤーになりたいと思って日頃からいろんなテクニックやパターンを練習している。それでも得意なのはシャロー攻略で、プリプラクティスの展開からすると、私の得意な方向に持っていける気がしていた。ところがこのように天候が崩れてしまった以上、これに沿ったパターンで行くしかない。公式プラクティスの2日半を使って、なんとか自分のリズムをスローなバスに合わせられたと思う。
今大会の目標は、というか全大会にもいえるが、各日程にリミットメイクすることが最優先。サイズが小さくてもリミットを揃えることを意識してパターンを組んでいる。特に今戦は極寒状態なので、3日間を通してリミットメイクできれば、「きっといい順位でフィニッシュできる」と信じて頑張る予定だ。「期待してください」と自分にハッパをかけておこう（苦笑）。
