GOE'S JB REPORT第11回-3/ JBスーパーバス・クラシック・最終日

　

　最終日を終えたJBジャパン・スーパーバス・クラシック。大一番でお立ち台の上で表彰される活躍を見せたかったが、最後は奮わず、8位でフィニッシュした。惜しい！5位の前山智孝さんとは5ポイント差だったし、初日のウエイトが効いていたのかも(写真左は今季マスターズ上位5名の表彰式）。

　では初日のウエイトから振り返ってみたい。初日のレポートで書いたように、午前中はなかなかいい反応を得られず、サイズアップと入れ替えは午後の2時間半くらいでやってのけた。特によかったルアーはジグスピナーで、これで入れ替えができた。渡辺新吾さんの釣りを見ていたら、スピナーベイトで5キャスト5フィッシュをやっていたので、もしかしてと思ったのがこのジグスピナーだった。このルアーのほうがロープロファイルなので、「魚を釣る」という点ではスピナーベイトより秀でているはず。でもあれだけプレッシャーがかかってしまえば、400〜500g程度のバスをバイトさせられれば充分だ。それでこのルアーを投入することにした。
　初日が終わった時点で、実はこのジグスピナーを1個しか持っておらず、とりあえずショップに買い出しに出かけた。しかし売っておらず、仕方なくジグヘッドと細軸ワイヤーを買い、自作することにした。スピナーベイトのアームを作る土台にワイヤーを巻き付けて、ジグヘッドとブレードを付けたら完成。ジグヘッドにはエコワームを駆使した改造ワームを搭載して、完全オリジナルのジグスピナーを完成させた。

　最終日は朝からこのルアーをキャストすると、30分も満たないうちにリミットを達成。10尾ほどを釣ったが、ノンキーパーは1尾も釣れず、全部キーパーサイズでリミットを達成。入れ替えにも成功したが、2882gとウエイトは初日のように伸びなかった。
　3000gはウエイインしたかった。3000gを獲れていれば、最終日の成績は3位に入れたと思うし、トータルで4ポイント上がっただろう。あと、初日の団子状態のウエイトの中で、もう少し稼げていれば総合で5位に入賞できただろう。トーナメントの駆け引きは難しいなぁ、と長年やっていても感じた。

　残すはバスプロ選手権となった。ここでは今度こそ上位をねらっていきたい。

Posted by DODGE at 2004年10月25日 15:19 in GOE'S JB REPORT