FIELD REPORT
2004年04月10日
GOE'S JB REPORT第1回-2：初日
マスターズ第1戦初日が終わった。ホッとした感じもあるけど、気が抜けないので頭が痛い。
まずは私の結果からお伝えすると、1尾で880ｇをウエイインして、これがナント18位。スゴいタフだったというのが率直な感想。今日のトップが3尾で2214ｇと伸び悩んだし、最小ウエイトが416ｇで59位。ほとんどの選手がノーフィッシュという、ホントに難しい一日だった。こんなに釣果の悪い大会は久しぶり……いや、初めてかもしれない。先日開催されたワールド第1戦もスゴかったが……。
さて、今日は朝からプラでやったパターンを実行してみた。望みは風の強さと風向きだっかが、午前中はベタナギ状態。風のパターンを掴めなかった。風がないと波が立たないので、プレッシャーが高くなる。しかも今日は透明度が高かったし、425艇も浮いているので、相当プレッシャーも上がっただろう。ただでさえ難しい展開に拍車をかけていた。みんなは釣れているのかと見渡すと、釣れてなかった。このコンディションでは誰でも苦しいはずだろう。
プラで見つけたエリアが2つあって、今日は両方を廻った。あるエリアではグッドサイズのバスがシャローをノロノロしていたので、ルアーを送り込んだ。でも、興味を示してもスグに逃げてしまう。もうお手上げ状態かと思っていたら、午後になって風が吹きはじめた。
なんとなく食ってくる気がして、少し移動してサイトフィッシングで攻めてみたら、いいサイズのバスが食ってきた。魚体がクルッと反転してキラッと見えたのでアワセると、手元に感触が伝わった瞬間にバレてしまった。ワームがなくなっていたので、スレではなさそうだった。
風も強まってきたし、メインエリアに移動してみた。プラで感触を得ていたルアーにチェンジして顔を上げると、向こうのほうで釣っている選手がバスを釣り上げていた。「オォ、出てる」と思って、自分も投げてみると、1投めに今日ウエイインした880ｇが釣れた。長寸は35cmくらいだったので、パンパンのグッドシェイプのバスだった。
問題は明日だと思う。今日はエコルールだったので釣れなかったのかといえば、そうでもなさそうで、条件さえ整っていれば、そのタイミングで食ってる感じだった。したがって、今日成績がよくても、明日3000ｇ近く釣る人がいるなら、順位がひっくり変える可能性がある。私の場合、1尾をウエイインできれば、入賞する可能性もある。
ホントは「5尾を揃えたい」と言いたいところだが、タフなので、明日もまずは1尾を釣り上げることを最低目標にして、2、3尾と繋げていきたい。
