2006年11月23日

福井・石川県:湖沼の水質浄化へ、共同研究向け初会合/福井

 福井、石川両県は湖沼の水質浄化対策について共同で研究を進めることになり、22日、両県の担当者や研究者を集めた研究会の初会合が福井市内であった。双方がこれまで県内の湖沼で実施した研究成果を披露した。

 同研究会の設置は、先月6日に石川県であった両県知事の懇談会で、西川一誠知事から提案し、合意した。福井県には三方五湖と北潟湖、石川県には柴山潟、木場潟、河北潟があり、ともに湖沼の水質状況や水鳥の飛来地となっていることなど類似点が多いことから共同研究を提案した。
 初会合には、11人が出席。しゅんせつや微生物を利用した浄化実験結果、超音波・オゾン発生装置によるアオコの除去、塩化物や硝酸塩を使った底質改善技術などを報告し合った。同研究会は今後、年2回開催する予定。【兵頭和行】 11月23日朝刊 (毎日新聞)

+Yahoo!ニュース-福井-毎日新聞

Posted by jun at 2006年11月23日 20:12 in 自然環境関連, 内水面行政関連

mark-aa.jpg