2006年10月23日

環境容量を超えて生存できない 水辺について考えるフォーラム

 「乙訓水辺フォーラム」(乙訓青年会議所主催)が22日、長岡京市神足2丁目の総合交流センターで開かれた。記念講演のほか、小畑川を清掃し、ホタルの幼虫を放流した。

 乙訓地域を縦断する小畑川をキーワードとして、市民に川に親しみを持ってもらい、郷土愛をはぐくもうと開いた。
 講演では、木津川源流研究所の川上聰所長(三重県名張市)が「これからの水辺と私たちのくらし」をテーマに、日本古来の人と川のかかわりや、河川法改正に伴い河川環境が重要視されはじめたことなどを紹介した。「人も、大気や海洋、河川、森林、土壌などの持つ環境容量を超えては生存できない」と訴え、小畑川の魅力を生かした活用策などを助言した。
 続いて、同川の環境保全などをめぐり、市民団体のメンバーや府乙訓土木事務所代表らが意見交換した。また、市民も参加して一文字橋周辺の小畑川でごみを拾った後、ホタルの幼虫約200匹を放流した。 (京都新聞)

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Posted by jun at 2006年10月23日 20:51 in 自然環境関連

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