琵琶湖の固有魚のホンモロコに親しんでもらおうと、滋賀県草津市下笠町の園芸会社「山田園芸」が、敷地内にホンモロコ専用の釣り堀を設けた。10月1日にオープンし、釣った魚はすべて持ち帰ることができる。「多くの人にモロコを味わってほしい」としている。
同社は2年前からホンモロコの養殖、販売に取り組んでいる。事業の一環として釣り堀を企画し約100平方メートルの養殖池を改装した。
釣り堀には、体長7−8センチに育ったホンモロコ約2万匹が泳いでおり、餌釣りが楽しめる。
ホンモロコ専用の釣り堀は、人工水路を利用した高島市内のケースに続いて、滋賀県内で2カ所目。同社は「泥の臭みも少なく、おいしく食べられる。魚も元気でよく釣れるので、気軽にチャレンジしてほしい」と呼び掛けている。
営業は午前8時半−午後5時(水曜定休)。料金は1時間1000円。有料の貸しざおもある。問い合わせは山田園芸TEL077(568)0370。 (京都新聞)