2006年07月28日

バンダムの強さは驚異的/BASSメジャー第2戦:初日

e06american1.jpg BASS CITGOバスマスターメジャー第2戦「バスマスター・アメリカン」の火蓋が切って落とされた。7月27-30日の日程でノースキャロライナ州レイク・ワイリーで開催されている。さて、このレイク・ワイリーとは2004年バスマスター・クラシックで大森貴洋さんが優勝を果たしたフィールド。しかし、今大会以前にワイリーで試合が開催されたのはわずか3回(1982年のインビテーショナル戦、2004年クラシック、2005年バスマスターシリーズ)。この3度の試合の中でもデータとして使用できるのは、クラシックのみと言っても過言ではない。1982年大会は情報が古すぎるし、シリーズ戦はアマチュア大会なので信頼性に欠ける。そんな情報希薄なフィールドで開催された今大会。クラシック当時に比較し水質はマッディ化、水位も高いという。やはり注目は大森貴洋さんと地元出身者でもっとも同レイクでの経験が多いジェイソン・クインだが、大森さんは24位、クインは32位でスタートを切った。これには理由がある。ダムの放水がはじまり、約2日間で水位が低下。プラクティス最終日は多数のアングラーがカレントに助けられグッドウエイトを出した。ところが、本戦初日は放水がなかったためにバスがナーバスに。サスペンドしているはずのバスを探しきれず、混戦に縺れ込んだ。そういったコンディションを巧みにアジャストしたのが百戦錬磨のケビン・バンダム。2位に約1Lbのリードをつける16Lb4ozをウエイインし、見事首位に立った。2位以下にはデイブ・ワラック、リー・ベイリーJr.、アーロン・マーテンスとピーター・スリベロスが4位タイで付けている。ちなみに、2004年のクラシック・ワイリー戦の2位はマーテンス、3位にはバンダムが入賞している。日本人アングラーでは清水盛三さんが26位、宮崎友輔さんが46位、桐山孝太郎さんが53位に付けている。

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Posted by DODGE at 2006年07月28日 17:41 in 海外トーナメント:BASS

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