2006年07月16日

レインがリードも戦術に難あり!?/BASS Eliteシリーズ第9戦:3日め

e0683.jpg BASS CITGOバスマスターEliteシリーズ第9戦がニューヨーク州レイク・シャンプレイン大会は決勝ラウンドに突入した。初日から首位をリードするクリス・レインはややウエイトを落とし17Lb9ozをウエイイン。しかし彼はこの日、メインエリアで約2時間しか釣っておらず、残りのバスは最終日に残す戦法を取った。トータルを58Lb3ozに伸ばし、2位のデニー・ブラウアーに約2Lbの差をつけて最終日へと挑む。ところが問題が持ち上がっている。どうもレインの釣っている(またエリアに繋がる水域)がオフリミットだったらしく、そこを通過した事実が浮上。BASSは本戦3日めの夜に選手やブレスに向けてこの事実を発表。しかし内容はクリスはオフリミットを通過したが、ペナルティーの範囲ではない、とコメントした。これは大会前日のブリーフィングで選手が質疑応答した際、団体オフィシャルがどのような状態の場所では釣ってはならないかを明確に示さなかったために、ある意味グレーなルールができてしまった。地元フィッシュ&ワイルドライフ当局は水位上昇により、クリスが陣取っていたエリアに侵入できるエリアを封鎖。クリスは「どこで釣ろうが、優勝できるだけのウエイトを持ち帰るだけ」と語ったが、彼はこのオフリミットエリア以外の別ルートを使ってメインエリアに入るバックアップも持っているという。果たして彼のワイヤー・トゥー・ワイヤーは達成されるのか。3位以下にはブレント・チャップマン、ポール・アライアス、テリー・ブッチャーと続いている。

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Posted by DODGE at 2006年07月16日 16:58 in 海外トーナメント:BASS

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