2006年06月22日

ワニガメ発見 豊見城署、凶暴「注意して」

 豊見城市嘉数の路上で、近くに住む病院職員の仲本賢一郎さん(44)・奈月さん=沖縄カトリック小学校4年=親子が体長約35センチのワニガメを見つけ、豊見城署に届け出た。同署に拾得物として保護されているこのワニガメは、目の前に棒を差し出すとすぐにかみつくなど凶暴さも示し、人に危害を加える恐れもあるという。

 20日午前7時ごろ、賢一郎さんが奈月さんを車で学校に送る道中、奈月さんが「カメが歩いている」と路上を指さした。道幅が狭く、よけることができなかったため、2人が車を降りて確認すると、怪獣「ガメラ」に似た甲羅がとがったカメの姿があった。賢一郎さんは「ほっておくと危ないので警察に届けよう」と、何とかワニガメを袋に入れ、同署に持ち運んだ。
 ワニガメは米南東部原産。6月1日から施行された改正動物愛護管理法で危険動物に指定され、飼育には県知事への届け出が義務付けられているという。
 同署はペットが逃げ出したか捨てられたとみているが、付近に別のワニガメが生息している可能性もあるとして、注意を呼び掛けている。
(琉球新報)

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Posted by DODGE at 2006年06月22日 09:24 in 魚&水棲生物

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