16日午後1時50分ごろ、真鶴町の真鶴岬に近い路上で、カミツキガメ(体長約40センチ)がうずくまっているのをドライブ中の東京都内の大学生(22)が見つけ、小田原署に通報した。発見場所付近はカメが生息できる環境になく、同署はだれかが飼育できなくなって捨てたとみている。
同署や県立生命の星・地球博物館(小田原市)の専門家の話では、カメはしっぽの形からオスとみられる。カミツキガメは人に危害を及ぼす恐れのある「特定外来生物」で、許可がなければ飼育できないが、今月になって海老名市と座間市でも計2匹が見つかっている。【大西康裕】
6月17日朝刊
(毎日新聞)