2006年04月14日

西の湖で外来魚ガー捕獲 近江八幡、9年ぶり

 琵琶湖の内湖・近江八幡市の西の湖で13日、大型の外来魚アリゲーター・ガーが捕獲された。琵琶湖で捕獲されるのは9年ぶり2度目で、滋賀県水産試験場(彦根市)は「生態系に悪影響をおよぼす」と放流の禁止を呼び掛けている。

 北米原産のアリゲーター・ガーは、ピラルクーと並んで最大級の淡水魚で全長は3メートルに達する。人間に直接危害を加えないが、水鳥を捕獲した記録もある。観賞用として販売されている。
 13日朝、近江八幡市小浅井町、西の湖の沖合約50メートルの刺し網にかかったアリゲーター・ガーは全長77センチ、体重は2・8キロと小ぶり。全体に黒灰色で尾びれは赤みを帯びている。県水産試験場は小魚などを捕食しているとみており、「漁業や生態系に悪影響を与える危険がある」という。
 県は漁業調整規則で定めた在来魚16種以外の琵琶湖や河川への放流を禁じている。
(京都新聞)

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Posted by jun at 2006年04月14日 10:37 in 魚&水棲生物

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