カリフォルニア州レイク・シャルタで開催されていたストレーンシリーズ・ウェスタン第3戦は全日程を終了。前日、ビッグベイトを使用していると明かしたマーク・メドックがこの日唯一の20Lbオーバーとなる22Lb14ozトを叩き出し、見事な逆転劇を演じた。メドックが大会を通じて使用していたのは8inのハドルストン・スイムベイトで、カラーは特注のレインボートラウト。そもそもスイムベイトはカリフォルニア州が発祥の地ではあるが、それはフロリダバスが積極的に移殖され、餌料用にレインボートラウトが放流されている南カリフォルニアのこと。スポッテッドバスがメインのこのレイクにはフロリダバスも生息しているがその数は圧倒的に少なく、ベイトフィッシュも小型であるためライトリグが多用される傾向が強い。2位のジム・マイケルズもヤマセンコーからミッションフィッシュのスイムベイトへと変更してグッドウエイトをスコアしたことからも、今回の一戦はスイムベイトの新たなる可能性を示唆したトーナメントだったといえるだろう。以下、3位デイブ・ノーラー、4位ビル・タウンゼント、5位ジム・リレイという結果となった。
Posted by jun at 2006年04月02日 21:45 in 海外トーナメント:FLW