2006年01月29日

外来魚の駆除方法など理解を 草津で情報交換会、県内外の団体ら報告

 ブラックバスやブルーギルといった外来魚の生態や駆除方法への理解を深める情報交換会が29日、滋賀県草津市の県立琵琶湖博物館で開かれた。

 外来魚問題に取り組む「琵琶湖を戻す会」が主催した。これまではシンポジウムを催していたが、市民や研究者、行政関係者たちが情報を共有して、それぞれの活動に有効に生かすとともに、連携を一層深めてもらおうと形式を変更し、約100人が参加した。
 県内外の団体が、外来魚に関するさまざまな調査や活動の事例を発表した。北海道と道立水産孵(ふ)化場は、函館市の五稜郭の堀に生息するブルーギルを、電気ショックで気絶させて回収した事例を紹介し、「効率的に駆除できる」とアピールした。
 県内からは、琵琶湖でブルーギルの卵がカワニナに捕食されている例や、外来魚の再放流禁止の効果などが報告され、参加者は熱心に聞き入っていた。(京都新聞)

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2006年01月29日 23:07 in ブラックバス問題

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