強い毒を持つ特定外来生物のヒアリの女王アリが東京港で多数発見されたことを受け、環境省は全国の54港湾を対象に調査を実施し、その結果を13日発表した。東京港以外でヒアリが確認されたのは四日市港(三重県四日市市)のみだった。
東京港・青海(あおみ)ふ頭では10月に、繁殖能力があり羽の生えた女王アリが50匹以上確認された。ヒアリの調査は、今回発表のものとは別に毎年定期的に実施しているが、女王アリの一部が別の場所へ移動して繁殖する可能性があるため、54港湾で11〜12月に追加調査した。環境省によると、四日市港で約20匹が確認されたが、いずれも繁殖能力のない働きアリだった。
一方、青海ふ頭では11月にも500匹以上のヒアリが見つかったが、環境省は「数世代にわたってヒアリが繁殖を続ける『定着』は現段階で確認されていない」としている。環境省は青海ふ頭で殺虫餌の散布を続け、防除を徹底する。【岩崎歩】
Posted by jun at 2019年12月14日 10:58 in 外来生物問題