さつま町と伊佐市にまたがる鶴田ダムの湖で外来種の水草が異常に繁殖し、イベントが中止となるなど影響が出ています。
こちらは例年の大鶴湖の様子です。青々とした湖面が広がって紅葉の時期には観光客も多く訪れます。
異常繁殖しているのは外来のボタンウキクサとホテイアオイです。鶴田ダム上流の網場から伊佐市の曾木の滝付近までおよそ8kmにかけて、場所によっては湖面が全く見えなくなるほど緑で埋め尽くされています。
ダムの管理所によりますと、水草の除去作業は今年の7月ごろから行っていましたが、繁殖力があまりにも強く、除去が追いつかない状況だといいます。
(久保興業 有村浩美さん)
『(水草が)目に見えて減ればやりがいもあるんだけど、取っても取っても全然減らない。むしろ増えている状態』
環境省によると、この外来種の水草には「日当たりが良くて温暖な場所を好む」特徴があるといいます。秋になってもなかなか気温が下がらなかったことが異常繁殖につながった可能性があります。
この影響でNPO法人が主催している遊覧船イベントの中止が決まりました。水草が原因で中止になるのは初めてだといいます。また、水草が枯れると水質汚染のおそれもあり、管理所は今月20日から除草専用の船を2隻加えて水草の除去に務めるということです。
Posted by jun at 2019年11月14日 10:49 in 外来生物問題