兵庫県播磨町の狐狸(こり)ケ池に、大型ネズミのヌートリアの一家がすみ着いている。つぶらな眼(まなこ)に、どことなくとぼけた表情。外見は愛らしいが、生態系を壊す特定外来生物で、土手などに巣穴を開けて川や池の決壊を招く恐れもある。生息数が増えているのだろうか。
今月11日、同町の大中遺跡公園(大中1丁目)南側の池を夫婦が見つめていた。視線の先に水生植物をむさぼるように食べるヌートリアが5匹。池には絶滅の恐れがあるオニバスやガガブタも生育しており、在来の水生植物に悪影響を及ぼす恐れもある。
町役場の担当者に尋ねると、「農業被害だけでなく、池の土手に掘る巣穴が決壊につながる恐れもある。駆除が必要」と話す。4月には同じ池に7匹いたという情報も寄せられた。町は池に檻(おり)を仕掛け、一昨年は5匹を捕獲したが、昨年はゼロ、今年は1匹。成果は思うように上がっていないという。
Posted by jun at 2019年10月24日 08:22 in 外来生物問題