青森県むつ市は17日、特定外来生物のアライグマが4月、市内で初めて確認されたと明らかにした。侵入経路は不明。市は生息地域の絞り込みや捕獲などの対応を検討している。
市経済部によると4月13日、同市川守町の海岸付近で、市民がアライグマの姿を撮影。知人を通じて市に5月、情報提供があった。市担当者の現地確認や撮影者からの聞き取り、県への照会などを経てアライグマと確定した。現段階で、アライグマに関連した被害は確認されていない。
市には以前から、アライグマとみられる動物の目撃情報が寄せられていた。津軽地方では目撃例があるが、むつ下北地方では2016年に風間浦村で捕獲された1件以外に、アライグマの姿が確認できた事例はないという。
環境省のホームページによると、北米原産のアライグマは雑食のため、在来種の駆逐による生態系への影響や農作物被害などへの懸念があるとして、国が特定外来生物に指定している。外来生物法により、許可を得ずに飼育することも禁止されている。
宮下宗一郎市長は17日の市議会一般質問で「近隣市町村や県との情報共有を密にして、目撃情報に素早く対応しながら捕獲に取り組む」と述べた。
Posted by jun at 2019年06月20日 11:20 in 外来生物問題