2018年08月23日

小笠原固有の樹木増やせ! =外来種駆除で検討委―林野庁

 林野庁は、世界自然遺産の小笠原諸島(東京都小笠原村)に茂る外来樹木を駆除し、同諸島固有の在来樹木を増やすため、20日にも有識者らで構成する検討委員会を立ち上げる。

 同庁はこれまでもたびたび同諸島で外来樹木を枯らす活動を行ってきたが、成果が出なかったため、大規模な対策に乗り出す。

 小笠原諸島は2011年に世界遺産に登録されたが、外来樹木のアカギやギンネム、モクマオウなどが現地の生態系に大きな影響を与え、問題となっている。林野庁などはかねて伐採したり薬剤で枯らしたりしてきたが、実施規模が小さかったこともあり、残った種が発芽するなどしていた。

 そこで同庁は抜本的な対策を講じるため、学識経験者や現地で生態系を研究する専門家らによる検討委員会を設置。外来樹木の大規模駆除を行ってオガサワラグワやアコウザンショウなど同諸島固有の樹木に植え替えることを軸に、最適な森林の修復方法を議論する。

 島によって土壌の性質や樹木の種類が異なるため、同庁は調査で積み重ねたデータや検討委による現地モニタリングを踏まえ、植える樹木の種類や場所などを5年程度かけて検討する。同庁は一度に大規模な対策を講じて駆除回数を減らすことで、関連経費の削減効果も期待する。 

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Posted by jun at 2018年08月23日 08:54 in 外来生物問題

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