4日午前10時ごろ、愛媛県松山市久保田町の住宅地で、特定外来生物のアライグマが見つかったと住民から市に連絡があった。市と県は付近2カ所にわなを設置し、周辺の小中学校11校に児童生徒の見守りを要請。住民に「外見はかわいらしいが危険。目撃しても近づかないで」と呼び掛けている。
市によると、体長40センチほど。4日午前7時半ごろ、住宅の屋根にいるのを住民女性に発見され、隣家の敷地に逃げた。午後5時半ごろには、別の住民からも連絡があったが、市は発見場所や時刻などから捕獲できる可能性が低いと判断し、わなを設置した。
市は女性が撮影した写真を県立衛生環境研究所に照会しアライグマと特定。市などの説明では、北米原産でペットとして輸入され、飼育し切れず野生化するケースが増加しており、鋭い歯で気性が荒く、農作物の食害や人への被害も懸念されている。市内では2016年10月に同市久谷町で1匹をわなで捕獲した。