琵琶湖の外来魚を駆除しようと、関西に本社を置き環境保全に取り組む企業の社員や家族が2日、大津市浜大津周辺の湖岸で「釣りボランティア活動」を行った。
環境先進企業として環境省から「エコ・ファースト企業」の認定を受けている滋賀銀行(大津市)や川島織物セルコン(京都市左京区)などの企業10社でつくる「エコ・ファーストin関西」が開催した。
参加した213人は餌を付けた釣り糸を垂らし、ブラックバスやブルーギルを釣り上げた。釣果は計948匹、23キロで、草津市の障害者福祉施設に集め、魚粉などに加工され、肥料として活用される。昼食では県内で駆除された鹿肉が入ったカレーを味わい、獣害対策についても考えた。
積水ハウス(大阪市北区)の佐野公昭さん(41)=京都市山科区=は「琵琶湖でよく釣りをするので、固有種や生態系を守るために少しでも貢献できれば」と話した。
草津市志那町の湖岸緑地でも、大塚製薬京都支店とグループ会社などの社員と家族約168人が外来魚を釣って駆除する活動を行い、31キロを釣り上げた。