2017年03月20日

特定外来生物の繁殖状況や原因究明へ 和歌山県

 和歌山県は、生態系や農林水産業などに被害を与える「外来種リスト」の作成に当たり、特定外来生物の繁殖状況や原因を明らかにしていく考えを示した。リストは2018年度に完成させ、これを基に19年度には繁殖や放流を禁じる被害対策防止条例の制定を目指すという。

 県が16年度から、県内の生物多様性を維持する「生物多様性和歌山戦略」をスタートさせたのに絡み、長坂隆司県議(改新)が10日の県議会予算特別委員会で、特定外来生物への考えを聞いた。

 マダガスカル原産の「ナルトサワギク」が20年ほど前から県北部で、15年ほど前から南紀白浜空港周辺で目立ち始め、すさみ町や串本町でも確認できる、という紀伊民報の記事を紹介。北米原産の「オオキンケイギク」も地域で多く見られるとした上で「県内にはびこり、繁殖は加速度的。いずれもきれいな花を咲かせるので、知らない人は持ち帰って植えてしまう。県も啓発が必要ではないか」と、その対応や特定外来生物繁殖の現状、原因を把握しているかを聞いた。

 日吉康文・環境生活部長は「県民に知ってもらうことが被害予防につながる。機会を捉えて発信していく」とした上で「特定外来生物について、県内統一的に実施した調査は無いが、外来種リストを作成するため、専門家による調査を実施していて、この中で現状や原因について明らかにしていきたい」と答弁した。

+Yahoo!ニュース-近畿-紀伊民報

Posted by jun at 2017年03月20日 14:46 in 外来生物問題

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