2016年01月08日

本州一の厳寒の地 張らぬ氷ワカサギ釣り危機

 盛岡市玉山区藪川の岩洞湖に氷が張らず、名物のワカサギ氷上釣りの解禁が見通せない状況が続いている。「本州一の厳寒の地」と言われ、毎年1月中旬には湖が全て氷に覆われるが、ことしはまだ湖面が見える。管理する岩洞湖漁協はやきもきしている。

 同漁協によると、湖は毎年12月中旬に氷が張り始める。今季は昨年の大みそかにようやく凍り始めた。解禁の目安は氷の厚さ15センチ以上。7日現在、張った氷は湖面の約3分の1で、厚さは約5センチにとどまる。

 ワカサギ釣りは3月中旬までで、例年約3万人が訪れる。漁協は遊漁券収入でワカサギの卵を購入し放流する。収入が少ないと卵を買えず、来季の漁獲が減る恐れがある。

 漁協職員の佐々木逸人さん(38)は「昨年は秋になっても暖かく水温が下がらなかった。暖冬は自然現象なので仕方ないが、一日も早く湖面が釣り客のテントで埋まる日が来てほしい」と願った。

 7日の藪川の最低気温は氷点下7.6度で平年より5.1度高い。過去30年で最も遅い解禁は2009年の1月26日だった。解禁できなかった年はない。

 盛岡地方気象台の担当者は「今後の気温や降雪量は平年並みの予報となっている。湖の結氷も期待できるのではないか」と予想する。

+Yahoo!ニュース-国内-河北新報

Posted by jun at 2016年01月08日 13:05 in 自然環境関連

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