2016年01月06日

日本の淡水魚図鑑発行 写真家の内山りゅうさん

 和歌山県白浜町の写真家、内山りゅうさん(53)が撮影した図鑑「山溪ハンディ図鑑15 日本の淡水魚」が山と溪谷社(東京都)から発行された。日本の淡水魚306種・亜種の標本と生態の写真を掲載、本州に生息する淡水魚についてはほぼ網羅しているという。A5変型判、528ページ。

 内山さんは、淡水に関わる生物と環境をテーマに紀南地方を中心に撮影を続けている。図鑑に使った写真は15年ほどかけて北海道から沖縄まで全国を回って撮りためたもの。

 紀南地方では、富田川で釣り上げられた1・2メートルのアカメをはじめ、古座川・滝の拝のウナギの遡上(そじょう)、熊野川水系のサツキマス、日置川の支流安川のアマゴ、田辺市の内の浦のトビハゼなどがある。また、紀南地方にも生息するミナミメダカの地方集団の10パターンすべてを掲載。このほか、再発見されたクニマスや近年新種記載された魚種をはじめ、外来魚についても現況を詳しく解説している。

 今回は、生態写真と標本写真を同じページで紹介。ひれの条数や体の模様をはじめとした特徴を引き出し線で図示している。巻頭・巻末には、うろこやひれの数え方などの形態解説、魚類学用語解説、日本産淡水魚全リストなどの資料が付いている。編著と監修は近畿大学農学部の細谷和海教授が担当している。

 内山さんは「釣り人や魚に興味のある人に贈る一冊。同じように見える魚でもどこが違うのか確かめてほしい」と話している。

 本体価格3900円(税別)。最寄りの書店で購入できる。

+Yahoo!ニュース-近畿-紀伊民報

Posted by jun at 2016年01月06日 10:02 in ホット・ニュース, 外来生物問題, 魚&水棲生物

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