国の天然記念物で絶滅危惧種に指定されている淡水魚、ミヤコタナゴの保護区になっている大田原市羽田の農業用水路で27日、ミヤコタナゴの生息状況が調査された。
約750メートルの水路に、餌が入ったプラスチック製のわな51個を15メートル間隔で沈め、90分後に引き上げた。ミヤコタナゴ5匹(雄2匹、雌3匹)が確認され、うち雌1匹は過去に放流されたミヤコタナゴが水路で産卵して生まれ育った羽田生息地産であることが分かった。
環境省や自治体、地元保存会などでつくる協議会が平成25、26年に計1700匹のミヤコタナゴを試験放流。調査には、地元の市立羽田小学校の5年生9人も参加。県水産試験場職員からミヤコタナゴの生態について説明を受け、調査に同行し、見つかったミヤコタナゴを観察した。園部陽香さん(11)は「見つかってよかった。もっと増えてほしい」と話した。
調査は28日も続けられ、宇都宮大の学生らも参加。水路の泥上げなどの保全活動も予定されている。
Posted by jun at 2015年12月01日 11:44 in 各種イベント, 魚&水棲生物, 自然環境関連