2015年10月05日

捕獲マングース最低の71匹 奄美の希少動物保護に「根絶まで手を抜けない」

 鹿児島県・奄美大島で2014年度に捕獲、駆除された外来種のマングースは71匹で、13年度の130匹から59匹も減り、過去最低を更新した。環境省奄美自然保護官事務所がこのほどまとめた。

 内訳は、わなによる捕獲が39匹、探索犬を使った捕獲が32匹。地域別では奄美市名瀬が38匹で、奄美市住用14匹、大和村12匹など。探索犬を使った捕獲が全体の45%を占めた。
 マングースは1979年、ハブ対策として30匹が森に放たれ、一時は1万匹まで繁殖したが、マングースのふんからアマミノクロウサギやケナガネズミなどの毛が見つかり、在来希少種への影響が深刻になった。
 環境省は2005年度、島の希少野生動物を守るため外来生物法に基づく防除事業を開始。現在、島内にわなを3万個設置し、生息数が100匹程度に減ったと推定されるまでになった。
 事業開始から10年が過ぎたが、環境省は22年度までの完全駆除を掲げている。同省奄美自然保護官事務所の岩本千鶴自然保護官は「防除は順調だが、年々捕獲しにくくなっている。過去に猛烈に繁殖しており、根絶まで手を抜けない」と話している。

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Posted by jun at 2015年10月05日 10:13 in 外来生物問題

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